内田さんとほか1名の作家による、富山県のガラス制作ユニット「硝子の種」。
「sunrise」は朝日の昇る美しい夜明け前の空の色から着想を得た作品。
誰しも一度は経験したことのあるグラデーションの鮮やかな空にハッとする瞬間。そんな瞬間の情景を硝子に閉じ込めています。
1つ1つ丁寧に仕上げられた一点物のガラス作品は1,300度の窯で高温に熱せられたガラスを竿を使用して息を吹き込んで形成する「宙吹きガラス」の技法で仕上げられています。
あめ状になったガラスを竿の先端に巻きつけたものを「タネ」といい、そのタネが、たどり着いた先で芽を出す植物の種のように、カタチを変えて人々の生活に芽を出すきっかけになって欲しい。
そんな願いの込められた作品を作り出しています 。